2023.09.30

トリッキー・ハットとの再会!『炎:Honō』プロジェクト

9月24日(日)、英国・スコットランドのシアターカンパニー、トリッキー・ハットのチームが仙台にやってきました!演出のフィオナ・ミラーさん、音楽/ギター演奏のミック・スレーベンさん、振付の小林あやさん、映像作家のキム・ベバレッジさん、マネージャーのエルさんの5人です。

最初に仙台で演劇ワークショップを行ったのは2019年の秋。実に4年ぶりの再会です。

この間、本当は2020年4月に仙台で、スコットランドと仙台の50歳以上のメンバーが彼らの人生から紡ぎ出される舞台作品の創作および舞台公演を行うはずでした。しかし、予期せずに新型コロナウイルスの流行により延期となってしまいました。

それでも「困難な状況にあっても、クリエイティブなことをやろう!」というトリッキー・ハットチームからの呼びかけで、オンラインでスコットランドと仙台をつなぎ、8つの短い映像作品をつくるプロジェクト「#DontStopTheFlames」を行いました。

そして、2021年10月24日には、待望の日英共同制作舞台公演『炎:Hono』を行いました。

前置きが長くなりましたが、今回のトリッキー・ハットチームの来仙に、この間ずっとプロジェクトに関わってきた炎メンバー(プロジェクトに参加する50歳以上の皆さん)が集まりました!

まずは様々に心身をほぐすシアターゲーム。

自分の名前を言ったあと変なポーズをキメる、身体の部位であいさつをする等々、これまでも様々にシアターゲームを行なってきましたので、皆さんのびのびと楽しんでらっしゃいます。

その後、ペアになって、「エネルギーやパワーをもらうこと」「大切なこと」を紙に書いてゆきます。

そして、”ステージ”と設定した空間の前方に出ていって、紙に書いたことを話して帰ってきます。

と言っても、どのタイミングで出ていくのか、どういう雰囲気で出ていくのか、すでにステージにいる人に対してどのようにその言葉を発するのか、速く言うのか遅く言うのか、声色、等々、様々に言い方のバリエーションがあり、それらによって、全く違った関係性がステージ上に生まれます。

2年近く創作活動を共にしてきた炎メンバー。もはや恐れるものはないように、それぞれにチャレンジングに取り組み、また息ぴったり。笑いが溢れます。

ペアになって身体の部位をくっ付けていくゲームも大盛り上がりです!

あっという間の3時間弱!

本当に思いも掛けない再会!サプライズでした。

心からのつながりがあれば、いつどう物事が展開するか分からないですね。今度はスコットランドで会いましょうと、約束を交わしました。